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オリックス 首位なのに自力V消滅…2位ロッテにM灯許す

オリックスは14日に本拠地・京セラドームで行われた2位・ロッテとの天王山第3戦に1―6で敗れ、引き分けを挟み3連敗


チームは0・5差で順位は首位のままだが、自力優勝の可能性が消滅し、ロッテに優勝マジック「9」の点灯を許した。引き分けか敗戦で自力優勝の可能性が消滅してしまう一戦を託されたのは、ここまで12勝(3敗)の20歳左腕・宮城。同学年でU―18W杯のチームメイトだった「令和の怪物」佐々木朗と、高校時代も含めて初の投げ合いに力が入ってしまったのか、本来の投球ができなかった。

初回1死一、二塁から、レアードの左翼線二塁打で早々に先制を許した。さらに、エチェバリアに二塁打を浴びて3失点と苦しい立ち上がり。2回にも2死三塁から、中村奨にチェンジアップを左前打にはじき返されて4失点目。3回は2死から連続長打で、プロ入り後自己ワーストとなる5失点目。宮城は4、5回と無得点に抑えたが、5回100球5失点で降板となった。

これ以上点差を広げたくなかったが、6回からマウンドに上がった2番手・吉田凌が先頭の岡にソロ本塁打を浴びて6点差。7回以降はゼロに抑えたが、序盤からの失点が響いた。打線は、佐々木朗の前にホームが遠かった。初回から4回まで毎回走者を出したが、後続が続かず無得点。5回は2三振を含む3者凡退。6回には先頭の紅林が、この日2本目となる中前打で出塁も杉本が右飛、モヤ、中川と連続三振。佐々木朗から6回までに5安打を放ったが、無得点で降板を許した。

7回には2番手・唐川から安打、四球で無死一、二塁の好機をつくったが、代打・T―岡田が見逃し三振、福田がレフトへいい当たりも左翼手・荻野の好プレーに阻まれるなど、あと一本が出ない。9回に4番手・東妻からT―岡田が意地のソロ本塁打を放ったが、反撃が遅かった。

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